「ルーク」

笑うあなたが好きでした。
俺の名前を呼んで。
他の誰にも向けない優しい笑顔をくれるあなたが好きでした。
髪を優しく梳く大きな手が好きでした。
赤い目が細くなるのも。
全部全部。
大好きでした。

「ルーク」

あなたの声を思い出して。
あなたの事を思って消えていけるなら。
これ以上の幸せはないのです。

「ジェイド」

俺は、幸せでした。






でも。
もう一度。


会いたかったなあ。